鳥羽離宮
白河天皇が湿地帯であった鳥羽の地に後院として造営を始め、鳥羽上皇が継承して完成させた。記録では約36万坪からなる広大な離宮で、現在も発掘調査が続けられている。
|
京都市北区紫竹牛若町
義朝の別邸があった場所。常盤御前が住んでいたので常盤第(ときわだい)とも呼ばれた。牛若はここで生まれ、今に残る町名もこれに由来する。
|
牛若丸誕生井
畑の中にポツンと佇む誕生の井。石碑の裏側に井戸口らしきものが見える。
|
胞衣塚(えなづか)
牛若のへその緒と胎盤を埋めた場所とされる。(奥の木の根本に塚がある)
|
源義経産湯ノ碑
京都府京都市北区紫竹牛若町
こちらは上記誕生の井から程近い民家の前にある産湯ノ碑。
|
光念寺(こうねんじ)
常盤の守り本尊といわれる腹帯地蔵がある
京都府京都市北区紫野上野町 |
常徳寺(じょうとくじ)
牛若の安産を祈願して常盤が安置した常盤地蔵菩薩坐像がある常徳寺。誕生井からすぐ近く。
京都市北区紫竹東来栖町 |
石山寺
嫡男・義平はここで平家方に捕われ、六条河原で斬られた。墓も境内にある。
滋賀県大津市石山寺 |
三年坂(産寧坂)
清水寺・子安観音へ参詣に行く坂道のひとつで、産寧坂(さんねいさか)とも言う。
本尊の十一面千手観音を常盤は深く信仰していたという。
|
清水寺
清水寺はもともと寺の縁起が、坂上田村麻呂の妻の安産祈願であり、古来安産祈祷などが多く行われた。逃げる常盤一行は清水寺の観音菩薩の前で一夜を明かしたと平冶物語は伝えている。 |
子安観音
常盤が祈願した子安観音はこの塔に奉られている。 |
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)
冥界への入り口といわれる六道の辻の碑がある。
|
六波羅
平氏の政庁が置かれた場所で、平安京の五条大路から七条大路にかけての鴨川の東側一帯を指す。
京都府京都市東山区松原通大和大路東入ル
|
六波羅蜜寺
当時、境域内には権勢を誇る平清盛・重盛ら平家一門の邸館が栄えていた六波羅蜜寺。宝物殿では重要文化財の平清盛坐像を観ることが出来る。 |
平清盛邸跡
平清盛邸は六波羅蜜寺から東南の洛東中学校の辺りを中心にあったといわれる。「此付近平氏六波羅第跡 六波羅探題府」と掘られた石碑が門の中の植え込みに見られる。 |
|